指示の受け方(1) -報・連・相講座-

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指示は受注だ

報告→連絡→相談の順に講座を進めてまいります。
とはいえ報告は「仕事のはじまり」ではありません。
仕事は指示命令を受けるところから始まります。

今回は「指示の受け方」から点検・強化して行きましょう。

 

心構え

あたなが仕事の指示を受けるのは会社に当てはめれば受注(注文をもらうこと=販売)と同じです。
受注は会社の生命線です。多くの会社はこれが減少して倒産に至ります。

個人も受注(仕事)がなければ倒産(失業)です。
給料は本来仕事の対価としてもらっていますので、受注(仕事)がなければ給料をもらう理由もなくなります。
短期的には手が空くことも、病気や怪我、産休などで休むこともあるかもしれません。
しかし、長期に渡って仕事がなく給料だけもらい続けることはできません。

会社は受注を取るために必死です。
広告を打ち、営業マンや店舗を増やし、受注を取るために知恵を絞って努力をしています。
社員だって同じです。
社内営業をしなければ、タナボタでおいしい仕事が回ってくる時代ではありません

その上、能力は仕事をすることによってしか磨かれません。
それも、やり慣れた仕事ではなく新しい仕事。
簡単な仕事ではなく難しい仕事。
誰でもできる仕事ではなく限られた人にしかできない仕事。
このような仕事を受注してやり遂げていかなければ、あなたの能力は今以上には磨かれません。

つまらない仕事しか回ってこないと感じたら、これまで自分がどんな受注活動をしてきたかを考えてみましょう。
なにも営業せずに仕事が舞い込むのを待っていただけだとしたら、つまらない仕事しか回ってこなくても当然かもしれません。

さあ、チャレンジしたい仕事が回ってくるように、今日から営業活動をはじめましょう。

 

初動

受注は会社でも個人でも
初動のスピードが勝敗を分けます。

ぐずぐずしていたら他者に仕事を取られてしまいます。
そのために日頃からどんな仕事があって、いつ頃発注されそうかを探っておきましょう。

「何かありましたらぜひ私にお申し付けください」
くらいは発注者にアピールしておきましょう。
何しろ営業活動ですから。

呼ばれたらすぐ「ハイ!」と返事をして駆けつけます。
聞こえないふりをするとか、目が合ったら視線を逸らすなんて態度は、職業的自殺行為です。
「毎度ありがとうございます」という気持ちで、喜んで指示を受けましょう。

それがつまらない仕事でも、ガッカリすることはありません。
発注者はあなたに難しい仕事を任せても大丈夫かどうかを試しているのかもしれません。

手を抜かず全力で取り組めば好印象をアピールできます。
次はより高いレベルの仕事を回してもらえるかもしれません。

 

仕事はやった者勝ち!

「そんなことしたら忙しくてしょうがない」とお考えのあなた!

仕事から逃げても就業時間は変わりません。
仕事が少ないと評価が上がりますか?
時間つぶしで腕が磨けますか?
そもそも、職場にいてヒマって楽しいですか?

「初めての仕事は失敗のリスクがある」とお考えのあなた!

仕事はやった者勝ちです
例えば、その仕事が我が社で初めて仕事で、あなたがそれに挑戦して失敗したとしたら、次にその仕事が来た時には誰にやらせるでしょうか。

たぶん、その仕事はもう一度あなたに回ってくるでしょう。
たとえ失敗であっても、未経験者よりは頼りになります。
失敗の授業料は会社が払い、ノウハウはあなたに蓄積されているのですから。

かくして、失敗を恐れて受注しなかった人はそのまま経験も積めず、腕も磨けず、評価も上がらず、ますますつまらない仕事しか回ってこないというデス・スパイラルに陥ります。

思い切って受注した人は、失敗したとしても確実に経験は積めます。
いつの間にか実績もでき、その道のパイオニアといわれるようになります。
その人に素晴らしい能力があったからではありません。
たまたまその仕事を他の人たちよりも先に手掛けただけです。

どんな仕事に巡り合うかは運や偶然のように思われていますが、全く偶然というものはほとんどありません。
実は仕事を頼まれた時の返事がいいというような、ほんの些細なことの積み重ねなのです。

★まずは実践!元気な返事、素早い初動、さあ今日から受注活動だ!